大学に入学してから、私は「機械学習」という言葉をよく耳にするようになりました。最初はいろんなところで利用されている魔法のようなもの、という認識でしたが、自主学習や研究室での活動を通して、その奥深さとそれによる面白さを感じられるようになってきました。現在、研究室活動で私が取り組んでいるのは、「大規模言語モデル」と「形状解析」の分野です。
大規模言語モデルは、大量のテキストデータを学習し、様々なタスクをこなすことのできるいわゆる”つよい”モデルです。大規模言語モデルを知っていくにつれ、長い年月の積み上げが現在の大規模言語モデルを作り上げていることに気が付き、興味が深まる一方です。また今では勉強するのにchatGPTは手放せないほどになっており、その知識の広さと性能に毎日感動しています。
一方、形状解析の分野では、物体の形をコンピュータを用いて解析し、目に見える形で形状を分析することができます。形状というものに意識が向くようになってからは、道端に生えている葉っぱの形から、人の顔の形の違いまで、いままで気に留めなかったところに目が向くようになりました。
研究室の活動を通して、新しい刺激をたくさん受けています。機械学習研究室での経験は、私にとって新しい技術や知識の扉を開くカギとなっています。今後も、大規模言語モデルや形状解析の分野での発見と学びを楽しみながら、様々な技術を探求していきます。
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