トップページ > 学生の一日 > 普通科卒の豊橋技科大生の一日

学生の一日

普通科卒の豊橋技科大生の一日

 私は豊橋技術科学大学の機械工学課程に所属している学部2年生です。

 私は普通科高校から学部1年生として進学しましたが、豊橋技科大は高専から学部3年生として編入する方が約8割を占めています。そのため学部1年生からの入学者は少なく、初めて学ぶ専門的な内容を少人数の講義で丁寧に教えていただいています。

 学内にある学生宿舎で生活しており、講義がある日は、早い日でも7時半、余裕のある日は9時に起き、歩いて10分の講義棟に向かうゆったりとしたスケジュールで生活しています。講義は高校で習った内容の応用から製図やフランス語などのこれまでに触れたことのない新しい内容まで多くのことを学んでいます。

 その講義の1つにいくつかの班に分かれて簡単な実験を行うものがあり、機械工作や機械制御、引張試験等の知らないものに実際に触れられるこの講義が私はとても楽しく、学部2年生の少ないこの大学だからできる自慢の講義だと考えています。

 私はコンピューター部に所属していて、講義が早く終わって時間に余裕がある日は部室に行ってゲーム作りを学んでいます。今年入ったばかりでまだ分からないことがたくさんありますがゆくゆくは部室にあるVRを使って遊ぶことのできるゲームを作りたいです。

 大学内に高専から進学した方が多いため高専卒の先輩と話す機会が多く、その度に専門的な内容を学んできた人との知識量の差を感じてしまいますが、むしろ自分より知識のある人に囲まれていて教えてもらえるチャンスが多いんだ、と知らないことをモチベーションにして、たくさんの発見と一緒に大学で過ごしています。

豊橋技術科学大学 機械工学課程 佐藤 徹大
※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。
このサイトは、国立大学55工学系学部長会議が運営しています。
(>>会員用ページ)
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。
これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。