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生レポート!大学教授の声

ワクワクする工学の世界に来てみませんか

2016年09月14日
岡山大学 工学部 情報系学科
門田 暁人
生レポート!大学教授の声

大学の「工学部」とは、どういうところでしょうか。一言でいえば、皆さんの人生を「モノづくり」へと導くところです。例えば、皆さんの持っているスマートフォンは、最近の工学の研究成果が満載です。高速無線通信技術、高解像度液晶ディスプレイ、小型大容量バッテリー、タッチパネル、GPS、加速度センサなどのハードウェア技術に加えて、電子決済システム、Webブラウザ、電子メール、SNS、地図アプリ、ゲームなどのソフトウェアが搭載されています。他にも、テレビ、パソコン、冷蔵庫、エアコン、時計、自動車、電車、航空機など、私たちの身の回りには工学が生み出してきた便利な製品があふれており、それぞれが日々、進化しています。例えば、自動車は、近い将来に「自動運転」の実現が期待されており、その一端となる衝突防止(自動ブレーキ)技術はすでに広く採用されつつあります。工学部は、このようなモノづくりを支える技術を基礎から学ぶところです。

岡山大学工学部には、機械システム系学科、電気通信系学科、情報系学科、化学生命系学科の4学科があります。私の所属する情報系学科では、未来の情報化社会に向けたコンピュータのハードウェアとソフトウェアの技術を学びます。この分野の最近のキーワードをいくつか挙げると、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、AI(人工知能)などがあります。私たちの身の回りの多くの製品(モノ)は、今後、インターネットにつながり(モノのインターネット)、互いに連携してこれまでにないサービスを提供することとなり、生活がより便利となることが期待されています。また、身の回りの機器がインターネットにつながるということは、それら機器を通して様々なデータが計測・蓄積される(ビッグデータ)こととなります。それを処理するためのコンピュータは、個人の手元にある必要はありません。インターネット経由で何百キロも離れた場所に設置された、大規模・高性能コンピュータを利用することとなるのです(クラウドコンピューティング)。また、それらビッグデータをクラウド環境で処理し、人間を支援するための人工知能技術が、今日の重要な研究テーマとなっています。多くの企業が、様々な種類のビッグデータを蓄積し、そこから人工知能技術によって価値を生み出し、ビジネスに役立てようとしています。このように、工学の分野では、どんどん新しい技術が出てきて、私たちの生活を変えていきます。例えば、スマートフォンは20年前にはこの世にありませんでした。これから20年後には、どのような技術、製品が生まれているのでしょうか。

ワクワクする未来の情報化社会を担う技術者や研究者となるために、工学の世界に来てみませんか。

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