トップページ > 生レポート!現役学生の声 > 「なぜ」に答える3つのヒント

生レポート!現役学生の声

 

「なぜ」に答える3つのヒント

 
2014年7月2日
静岡大学 工学部
T. K.

「なぜ」に答える3つのヒント

事象が起こった時に、それは「なぜ」起こったのかと考える。あるいは、自発的に行動を起こそうとした際に、自分は「なぜ」それを行うのか、といった疑問をもつ経験をしている人は多いでしょう。
現在、大学院1年生として研究している身として、学部4年間で学んだことを3つ共有します。これら3つの話は、上記の「なぜ」に解答を与えるヒントだと感じています。

最初の話は、HOMEについてです。「なぜ」と質問された時に、どのように対処しますか。答えた場合、その解答には何らかの論拠が付随しています。この論拠を要素とする集合がHOMEです。例えば、大学では、基礎理論の中でも無意識に論拠を要求していました。しかし、それが意識的になったのは、専門性を帯び始めた頃からでした。研究室にきてから現在進行形で基礎の習得・理解、すなわちHOME確立を重視しています。HOMEの確立は、自信を与え一貫した人間になることと同値であり、自分を信じられる根拠を与えると考えています。

2つ目の話は、言語についてです。点Aと点Bを繋ぐには線が必要です。このため、点Aを人とみなすと、線は言語になると考えています。一方、点Bが人の場合、言語は日本語、英語、gesture等であり、点Bが自然である場合、言語は数学となります。先のHOMEの下で、相手を認識し適切な言語を選択する能力を身につけることにより、自分と他を繋ぐ有効な線を取得することができるのです。大学では、多分野との交流により多くの線を得ることができます。

3つ目の話は、価値のある人間についてです。自分の価値を決めるのは誰でしょうか。答えは、他人です。他人のニーズに合う人間になれということです。一聞すると、イエスマンになれという点で、HOME確立と相反するように感じるかもしれません。しかし、必ずしもそうではありません。D・カーネギー著「人を動かす」の一節に、「人間は例外なく他人から評価を受けたいと強く望んでいるのだ。この事実を、決して忘れてはならない。」とあります。つまり、他人のニーズに合う人間になるよう努力することは、自分の欲も満たし活力を与える一因となるのです。

私は、以前のFacebook社のモットー”Move fast and break things。”が現代の価値を示している一つだと感じています。失敗しなければ、あなたはベストを尽くしていないという意味です。スピーディーに変動する社会のニーズに合うために、この言葉を贈ります。

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

関連記事

2010-02-19

生レポート!現役学生の声

自分は何者になれるのか。

香川大学工学部

2012-08-24

生レポート!大学教授の声

視野を広く持とう!

和歌山大学システム工学部

2014-03-27

生レポート!大学教授の声

A Message from a Professor

琉球大学工学部

2011-11-30

生レポート!卒業生の声

社会人の視点でのメッセージとアドバイスです

新潟大学工学部

2014-03-04

生レポート!現役学生の声

海外技術研修で変わったこと

山口大学工学部

2010-08-19

生レポート!卒業生の声

学びが役立つありがたさは、卒業後にこそわかるものです

北見工業大学工学部

静岡大学
工学部

  • 機械工学科(宇宙・環境コース)
  • 機械工学科(知能・材料コース)
  • 機械工学科(光電・精密コース)
  • 電気電子工学科(情報エレクトロニクスコース)
  • 電気電子工学科(エネルギー・電子制御コース)
  • 電子物質科学科(電子物理デバイスコース)
  • 電子物質科学科(材料エネルギー化学コース)
  • 化学バイオ工学科(環境応用化学コース)
  • 化学バイオ工学科(バイオ応用工学コース)
  • 数理システム工学科

学校記事一覧

生レポート!現役学生の声
バックナンバー

このサイトは、国立大学54工学系学部長会議が運営しています。
(>>会員用ページ)
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。
これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。