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生レポート!現役学生の声

 

自分は何者になれるのか。

 
2010年2月19日
香川大学 工学部 材料創造工学科 2年
M. K.

自分は何者になれるのか。

私が大学生になりたてのころ、「はたして自分は何者なのだろう?」という思いが、いつも頭を巡っていました。そんな不安にも似た気持ちから、すこしでも興味を持ったことには「とりあえず飛び込んでみよう」というスタンスで、大学生活を送っていました。

そんな「とりあえずの好奇心」を抱えて飛び込んだ企画のひとつが「協定校訪問」でした。これは、香川大学工学部が協定を結んでいる海外の大学を学生たちが訪問して親睦を深めることで、より活発な大学間の交流を図る、という趣旨の企画です。

私が訪問したのはフランスの大学でした。フランスへ行けるだけでも驚きなのですが、さらに素敵なことに、大学だけではなく世界最大の欧州原子核実験施設CERNや世界シェア3位のベアリング会社の工場を見学できたのです!まさかそんな施設を見学するチャンスが訪れるなんて!フランス語はおろか英語もあまりスムーズではありませんでしたが、予想をこえる充実したプログラムを通して、私の中に大きな変化がありました。

帰国する機内で旅の思い出を反芻(はんすう)していたとき、ふと気がついたのです。私が「いま何者なのか」を考えるより、私は「これから何者になれるのか」を考えようと。日本で大学生をしているだけでは、きっと「自分ってなんだろう?」なんて悶々(もんもん)とし続けていたでしょう。この経験は、私の人生においてとても重大な事件となったのです。

さて、中高生のみなさんは、5教科を中心とする基礎的な勉強に縛られた毎日を送っているかと思います。それを退屈に感じる人もいるでしょう。私もそのひとりでした。

でも、大学は違います。私が参加した「協定校訪問」のように、思いがけずフランスに行けることもあるのです(もちろん諸先生方のご尽力あってのことですが)。これは決して大袈裟なことではありません。大学では授業を自分で選びますし、アルバイトも自由にできます。お金を貯めれば国内・海外問わず自由に旅行もできます。大学生活はあらゆるチャンスに満ちているのです。

そうやって自分が「やってみよう!」と思って飛び込んだ経験は、必ず自分自身に返ってきます。そういう好奇心から起こした行動が、これからの人生を築くための道標(みちしるべ)となってゆくのです。

そして、そんな好奇心を持っている人を香川大学工学部は歓迎しています。

あなたは、自分がどんな人間になれるのか知りたいと思いませんか?

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

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