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生レポート!卒業生の声

ゲームよりスポーツより、ロボット研究の方がずっと面白い

2017年3月10日
電気通信大学大学院 情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 卒業
電気通信大学大学院 情報理工学研究科 機械知能システム学専攻
田中 基康 助教
ゲームよりスポーツより、ロボット研究の方がずっと面白い
自分でやってみるということ

 私は電気通信大学で学部、博士前期課程、博士後期課程を過ごし、現在は同大学の教員としてヘビ型ロボットの研究をしています。皆さん、ゲームやスポーツは好きですか?私は両方大好きです。技術(レベル)の向上、仲間との協力、相手との駆け引き、試合の勝敗や記録への挑戦など、ゲームやスポーツは面白い要素が盛りだくさんです。私は大学3年生まで、ネットゲームを1日8時間やりつつ合間合間にサークルでテニスをするという、ゲームとスポーツに没頭した生活を送っていました。(誤解されないように書いておきますが、これは学問を疎かにして良い、という話ではありません。大学の講義は欠かさず最前列で、とても真面目に受講していました。)

 理系の大学生は4年生になると研究室に配属されて研究を行います。配属されたロボット系の研究室で、私は大きなショックを受けました。先輩が言っていることや論文の内容がさっぱりわかりません。3年生までに習う内容は、基礎の基礎だったのです。そこで自らの実力の無さ、世の中の広さを思い知らされました。無知の知、というやつです。世の中には知らないことが無限にあり、やるべきことも無限にある、と痛感した私は、ゲームもテニスもそっちのけで研究に没頭しました。 研究は、いざやってみるととても面白いものでした。世の中でまだ答えが見つかっていない問題に取り組み解決する、それが研究です。文献調査をし、テーマを設定、アイデアを練り、数式とにらめっこ。プログラミング、実機の設計と製作、試行錯誤の繰り返し。それらの結果、ロボットが思い通りに動き、まだ世界で誰もできていないことを実現する。その喜びと達成感は何物にも代えがたい物です。世界で唯一の、世界初の研究成果。もちろんその価値はゲーム内のレアアイテムとは比べ物になりません。それを自ら生み出し、世界に公表できるのです。こんなに面白いことは他にないと思います。

 私はゲームやスポーツが大好きで、大学の前半はそれらにかなりの時間を費やしました。そんな私ですが、ゲームよりスポーツより、やはりロボット研究の方がずっと面白いです。面白すぎて、そのままロボット研究者になりました。現在は研究室の学生さん達と毎日面白い研究をしています。高校生の皆さんもぜひ工学系大学に進学し、この面白さを体感して欲しいと思います。

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