トップページ > 授業紹介 > 地域が抱える問題点を知り、チームで解決策を提案する「オホーツク総合演習」

授業紹介

地域が抱える問題点を知り、チームで解決策を提案する「オホーツク総合演習」

地域が抱える問題点を知り、チームで解決策を提案する「オホーツク総合演習」

地域が抱える問題点を知り、チームで解決策を提案する「オホーツク総合演習」

地域が抱える問題点を知り、チームで解決策を提案する「オホーツク総合演習」

地域が抱える問題点を知り、チームで解決策を提案する「オホーツク総合演習」

 北見工業大学社会環境工学科では、全国各地から集まってきた学生の皆さんに現在生活しているオホーツク地域について知ってもらうとともに、問題解決能力やコミュニケーション能力、更にはチームワークや社会での実践力を身に付けてもらうために、2年次後期に「オホーツク総合演習Ⅰ」、3年次前期には「オホーツク総合演習Ⅱ」という必修演習科目を用意しています。
 「オホーツク総合演習Ⅰ」では、初めにオホーツク地域で働かれている方を講師として迎え、都市計画や道路、河川、防災など、オホーツク地域が抱える様々な問題点について講演して頂きます。学生は4名前後からなるチームに分かれ、この講演から自分達が解決したい問題を発掘し、文献調査やブレーンストーミングなどを通じてチームとしての解決策を考えます。そして、考え出した解決策を報告書にまとめるとともに、ポスターを作成し発表を行います。
 さらに「オホーツク総合演習Ⅱ」では、オホーツク総合演習Ⅰの結果をベースとして、より具体的かつ有効な解決策を導き出すため、関係機関を訪問して質問や討議をしたり、屋外での調査や現場見学をしたりと、大学の外に出て調査を行います。そして、チームとしてまとめた解決策をポスターセッション形式で開催される公開発表会で披露し、多くの方々と意見交換を行います。
 各チームが発掘したテーマは、「どうしたらオホーツク地域に観光客を呼び込めるか」「汚れた河川を元に戻せるか」「どのように子供たちに防災教育を行うか」といったように様々です。これに対して各チームは自分達で観光協会にアポイントメントを取って訪問調査をしたり、小学校に赴いて模擬授業やアンケートを取ったりなど、自主的かつ熱心に取り組み、ポスターセッションでは熱い議論が交わされています。この授業はこれから社会で活躍する学生の皆さんにとって、社会が要求する多様な能力が身に付くとともに、貴重な体験ができる内容となっています。

北見工業大学 社会環境工学科
※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。
このサイトは、国立大学55工学系学部長会議が運営しています。
(>>会員用ページ)
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。
これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。