トップページ > 授業紹介 > 機械情報プロジェクト1[フィジカルコンピューティング]

授業紹介

機械情報プロジェクト1[フィジカルコンピューティング]

機械情報プロジェクト1「フィジカルコンピューティング」

機械情報プロジェクト1「フィジカルコンピューティング」

機械情報プロジェクト1「フィジカルコンピューティング」

機械情報工学科1年で行われている講義、機械情報プロジェクト1「フィジカルコンピューティング」は、学生の半分が交代で体験します。
「フィジカル」とは、「物質の、自然の、 物理的(な)」という意味です。
「フィジカル・コンピューティング」(Physical Computing)とは、ニューヨーク大学から始まった教育プログラム・研究指針で、既存のパーソナル・コンピュータのグラフィカル・ユーザー・インターフェイス(ウインドウ、マウス、アイコンなど)を超えて、私たちの生活環境によりそった身体的なコンピュータのあり方を模索する研究・講義です。
この授業では、Arduino(単純な入出力を備えた基板と Processing/Wiring 言語を実装した開発環境から構成されるシステム)を用いてさまざまな課題に取り組みます。
例えば「光センサによるLEDの自動点灯」や「LEDの明るさ制御」。
消灯中のLEDを、2秒かけて最大輝度⇒1秒かけて最大のまま⇒4秒かけて消灯⇒繰り返す。
こういったプログラムを色々発展させながら、自身で組んでいき、パワーポイントを使ってプレゼンテーションをします。教授の指導の中から、足りない部分や不明な部分を見つけ、更に向上させていきます。
また、「LEDを点灯させながら音を再生させる」という課題では、3つのLEDと1つのスピーカーを使い、「ド・レ・ミ」の音にあわせてLEDを点灯させるように、周波数や長さなどをプログラミングしていきます。組んでいく中で、ドレミ再生から、曲を再生させるまで、発展させていきます。選曲は自由で、ある学生は「さくらさくら」を作っていました。
この授業で学生は、作った装置を使い、それが何故動くのか、その論理や仕組みを理解し、実用につなげていく事を実践的に学んでいきます。

九州工業大学 情報工学部
※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。
このサイトは、国立大学55工学系学部長会議が運営しています。
(>>会員用ページ)
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。
これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。