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環境への取り組み

学内水循環施設を用いた実践型環境教育と
蛍の生息地創成プロジェクト

中国地区

2017年3月24日
中国地区

岡山大学 環境理工学部

学内水循環施設を用いた実践型環境教育

学内水循環施設を用いた実践型環境教育

 環境理工学部は国立大学で初めて「環境」を正面から取り扱う学部として平成6年に設置されましたが、座学が中心の環境教育になりがちでした。そこで、環境教育の根幹に実践型教育手法を取り入れ、社会に通用する人材を育成することを教育目標とし、水の質的・量的な課題解決ができる水環境スペシャリストの輩出という人材育成プログラムを企画・提案したところ、文部科学省の平成19年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。このプログラムでは環境理工学部周辺に造成された水循環施設(誕生池と命名)を用いて生態系の概念や水環境の質や量のシミュレーションを学びます。また、環境理工学部の正規の授業科目として「実践型水辺環境学及び演習」を開講し、学外からも講師を招くことにより、より実践的な環境教育を展開しています。

学内水循環施設学内水循環施設
学内水循環施設の全景学内水循環施設の全景
授業の様子授業の様子

蛍の生息地創成プロジェクト

学内水循環施設を用いた実践型環境教育
地域の子供によるカワニナの放流地域の子供によるカワニナの放流

 平成 28 年度からは、水循環施設を用いて蛍が生息する環境の条件などについて学ぶ「蛍の生息地創成プロジェクト(蛍プロジェクト)」が開始されました。学生たちが中心となり、「誕生池に蛍が舞う」を合言葉に池へと続く水路を新たに作り、蛍の生育と生息環境の研究を進めています。①蛍が育つ水路と護岸の整備、 ②周辺環境、③エサになるカワニナの生態、 ④水循環の4つのテーマに分け、各グループで研究計画書を作成しました。生育場所となる水路を作る際には、専門家からのアドバイスも受け、護岸は段差をつけて遮水シートを敷いた上に砂を積んだり、照度を測定して街灯の明るさを分析したりしました。また、水路とその護岸を整備し、その周囲には植物も植えました。今年(2017 年)の5~6月ごろには、水路で育った蛍が誕生池に舞う様子が見られそうです。

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