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環境への取り組み

 

新潟県次世代地域エネルギー開発拠点

 
信越・北陸地区 2013年3月15日
信越・北陸地区
長岡技術科学大学 工学部

新潟県次世代地域エネルギー開発拠点は、新潟県、長岡技術科学大学、(社)新潟県電子機械工業会の三者を中核機関とし、天然ガス(メタン)、バイオマスメタン、非食料(セルロース系)由来バイオエタノール、風力など、地域のさまざまなエネルギー源から熱や電気を高効率に取り出すための実用化開発及びそれらにより得られた地域エネルギーを事業所や家庭向けの小規模スマートグリッドに接続するための通信制御システム開発について、産学官が連携した研究会活動や人材育成を行い、県内エネルギー関連企業のさらなる競争力の強化、産学官連携の促進及び低炭素化社会の実現などに貢献します。

拠点事業における技術開発

●天然ガスの高度利用技術開発
長岡技術科学大学メタン高度利用技術研究センターで行っているメタンの高効率エネルギー利用技術開発(高効率燃焼、新型マイクロガスタービン、メタン直接燃料電池、フレキシブル熱電発電を用いる小規模発電システム)、太陽光利用光触媒による二酸化炭素と水からのメタン生成及び有用工業原料(エチレン、メタノール、酢酸など)への低エネルギー消費型メタン転換技術開発について、それぞれの研究成果の実用化を目指します。

●バイオマスエネルギー活用技術
新潟県はバイオマスタウン14市町村を保有する、全国2位のバイオマス生産県です。本拠点において、バイオマスタウン14市町村を中心としたオール新潟県バイオマス利活用コンソーシアム構築を目指し、以下の2つのテーマを中心に展開します。

  • 1. バイオマスメタン生産とその利用
    農産廃棄物・下水汚泥から生成されるバイオマスメタンによる高効率の発電システムを開発します。バイオマスからのメタン生成微生物の遺伝子レベルでの改良に加え、メタン高度利用技術研究センターでの研究活動を通じての実用化を目指します。
  • 2. 次世代バイオエタノール生産とその利用
    農林業廃棄物(稲わら、廃材など)、食品産業廃棄物(米菓産業、醸造業など)、キノコ産業廃棄菌床などからのセルロース系バイオマスからバイオエタノール生産を中心としたバイオリファイナリー技術の開発を進めます。

●ハイブリッド方式小型風力発電機の開発
長岡技術科学大学のマグネシウム合金の基礎研究成果をもとに、(財)燕三条地場産業振興センター「次世代産業創造プロジェクト」と連携した、産官学連携の本学技術開発センタープロジェクト「マイクロ風力発電装置の開発」として、研究活動を既に開始しています。この2つのプロジェクトを中心に、軽量小型風力発電装置を開発します。
・電力(エネルギー)貯蔵システム及び地域適合型の電気、ガス、熱のオンサイト需要・供給(スマートグリッド)
システム

新潟県では天然ガスやバイオメタンガスなどのガス源、これらのガスを利用した発電、風力発電及び水力発電、食品工場の温熱や工場廃熱などのエネルギーの活用が期待されます。地域の特色を生かしたエネルギー源の効率的な活用を目指した技術開発として、電源・ガス源・熱源の3つのエネルギーの分散ネットワークによる新潟県版スマートグリッドの構築を目指します。

現在の地域の取り組み
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