トップページ > 環境への取り組み > ナノテクノロジーを使ってクールアース50(低炭素社会)の実現を目指す!

環境への取り組み

 

ナノテクノロジーを使ってクールアース50(低炭素社会)の実現を目指す!

 
中国地区 2010年1月25日
中国地区
山口大学 工学部

エネルギー源として化石燃料を利用することで、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスが大量に発生し、地球規模で温暖化などの様々な環境問題が起こっています。
経済の発展を続けながら、この温室効果ガスの排出を大幅に削減する社会のことをクールアース50・低炭素社会といいます。
山口大学工学部では、低炭素社会の実現をめざして、ナノ構造分子ふるい膜を開発を通じた脱化石燃料エネルギーであるバイオマスエネルギーや水素エネルギーを作り出す研究を行っています。
ナノ構造分子ふるい膜とは、目的の分子だけを透過させるナノメートル(10-9m)のオーダーのごくごく小さな孔を持つ膜(下の左図)のことです。孔の大きさをいろいろ変えて、アルコールや水素といった必要な分子を取り出すのです。これによって、温室効果ガスを増やすことなくエネルギー源となる原料を作ります。

●バイオマスエネルギー

再生可能資源である植物などの生物体(バイオマス)から作ったアルコール燃料やその他の合成ガスのことをバイオ燃料と言います。石油や石炭などの化石燃料と違い再生可能なカーボンニュートラル(二酸化炭素を増やさない)な燃料です。例えば、ナノ構造分子ふるい膜を使って、バイオマスの醗酵で作ったエタノールだけを取り出せば、エネルギーを効率的に作り出すことが出来ます。

●水素エネルギー

光触媒を使って水から水素と酸素を生成させ、ナノ構造分子ふるい膜を使って水素だけを取り出します。この水素を燃料として燃料電池自動車に用いれば、二酸化炭素は出ず、水だけが排出され、空気はきれいに保たれます。

クールアース50達成
化石燃料によらないクリーンなエネルギー
※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

関連記事

2012-06-15

輝く工学女子!(Tech ☆ Style)

【vol.1】工学女子はグローバルな女性リーダーをめざして輝いています

新潟大学工学部

2013-03-19

なんでも探検隊

21世紀型林産工業の創生~木質ナノカーボン~

和歌山大学システム工学部

2015-07-30

環境への取り組み

山形県のバイオマス資源から取得した微生物による創農薬への挑戦

山形大学工学部

2016-01-21

環境への取り組み

低炭素社会を目指す太陽エネルギー最大活用プロジェクト

宮崎大学工学部

2017-08-10

環境への取り組み

自然と人をつなぐ未来の環境技術を創造する

和歌山大学システム工学部

2010-03-18

環境への取り組み

環境共生学科は21世紀に活躍する環境技術者を育成します

埼玉大学工学部

山口大学
工学部

  • 機械工学科
  • 社会建設工学科
  • 応用化学科
  • 電気電子工学科
  • 知能情報工学科
  • 感性デザイン工学科
  • 循環環境工学科

学校記事一覧

環境への取り組み
バックナンバー

このサイトは、国立大学54工学系学部長会議が運営しています。
(>>会員用ページ)
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。
これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。