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学生の一日

山梨大学 工学部 先端材料理工学科2年生 N.O.

九州工業大学マテリアル工学科の予測できない日々

平成24年度に新設された先端材料理工学科は数学・物理・化学の3分野を柱にして学ぶことができるのが特徴です。私は化学を専門に学びたいと思い入学しましたが、カリキュラムが進むにつれ物理と化学の分野の接点や関連性を知るうちに視野も広がり、今は物理分野も視野に入れて色々な選択肢の中から将来の進路を考えるようになりました。この学科に入って良かったと思います。また、この学科では高校の理科や数学の教職免許の資格を得やすいように履修カリキュラムが組まれています。参考に1年生の時間割を表に示します(下図)。私は理科の教職免許を取ることも目標にして、勉学に励んでいます。
他に、「キャリアハウス」の「ティーチサイエンス」に参加しています。キャリアハウスという活動は、1年の後期から始まる自由参加の課外活動です。自分が希望した研究室に所属できることが特徴的な工学部独自のプロジェクトで、大学ならではの充実した設備を利用した実験を1年の後期から開始することができます。私が所属するハウスでは、理科教材の研究開発を主な目的としており、スターリングエンジンを試行錯誤して製作したり、市販の万有引力定数の測定などの種々の力学実験や、電磁気学の基本的な実験を通して物理法則の基本をどのようにしたら効果的に学ぶことができるかまず学びました。手を動かして自ら考えて実験することの大切さを実感することができ、2年後期からは自ら考えた研究テーマに取り組むことになっています。
想像していたよりも大学生活は忙しく、気付いた時には、定期テストや課題の提出日と、毎日めまぐるしくアッという間に過ぎてしまいます。学ぶことは多いですが、やりがいもあり充実した生活を送っています。

教職科目 物理科目 化学科目 数学科目 他科目
山梨大学 工学部先端材料理工学科 N.O.
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